社員インタビュー
——これまでの経歴を教えてください。
2020年4月入社で、もうすぐ3年目です。小さい頃から機械や細かい作業が好きだったので、普通科の高校を卒業した後は職業訓練の大学で電気回路について勉強しました。その後は技術派遣で、静岡県にある半導体センサーの会社で働いていました。技術派遣というかたちではあったのですが、実際は製造がメインだったので他のこともしたいなと思ったのと、地元の札幌に戻って仕事したいなと、26歳のときに転職を考えました。
転職サイトを見ていたときに、技術職、札幌勤務、そして未経験でもできるということで「ハマ冷機」が私の希望に合いました。中途の場合は未経験者を採用しない会社も多いなか、ここならイチから教えてもらえると思いました。そこが一番大きかったですね。
——会社の雰囲気はどう感じましたか?
以前の勤務先と違って会話が多いですね。製造工場では作業中は話もせずに淡々とやる感じでしたが、ここではみんなに話しかけやすいです。上下関係もそれほど厳しすぎないですし。どうしてもわからないことがあって、夜に先輩に電話して聞いたりすることもあるのですが、ちゃんと優しく教えてくれるのでありがたいなと思います。札幌営業所所長の坂下秀明さんも「困っていることはあるか?」と声をかけてくれますし、言葉は交わさなくても見てくれているんだなと感じています。
——主な仕事内容を教えてください。
冷凍庫や冷蔵庫の修理です。お客様の冷蔵庫が急に壊れたからすぐ来てくれ、と連絡が入り、当番の担当者が車で出向いてその場で直す、という仕事です。追加の部品が現場に届くまで応急でなんとか動かさなければならないときもありますし、冷凍庫内にアイスや冷凍食品が入っている場合は、本当にプレッシャーがかかります。
——どのようなときにやりがいを感じますか?
現場に駆けつけて、すぐに直すことができ感謝されたときなどは、自分の診断が正しかったんだなと思えて嬉しいです。もちろん、毎回がそううまくいくということもなく、難しい部分も多々ありますが。(※現場とは…新千歳空港や百貨店、スーパーマーケットなどハマ冷機の冷凍庫・冷蔵庫を使っている店舗のこと)
お店の冷凍庫や冷蔵庫という、一般の人々の生活に必要なものをメンテナンスできる仕事なので、少しでもみんなの役に立てているんだなっていう感覚はありますね。
——会社で求められていることは、どんなことだと感じていますか?
最初は修理に関わるいろんなパターンを経験して覚えること。これが第一ですね。ひととおり覚えたら、その次のステップとしてお客様と話したり、提案したり取引したりというコミュニケーションも必要とされていると思います。いま、私は修理をしているときが一番楽しいんですけど、今後はコミュニケーションもできるようにならなければと思っています。
——仕事をするうえで、澤田さんが大事にしていることは?
現場ではまだまだやっぱり、焦ってしまうことが多いんですよね。修理をしているすぐ横で手元を見られたりしていると、焦ってしまって集中できなかったりして…。なので、どんなに急いでいても、焦りそうになったら一度手を止めて冷静になって最初からやる。焦らないこと、落ち着いてやることが、いまの自分に一番必要なことだと思っています。
——ご自身はどんな性格だと思いますか?
慎重すぎるところがあります。丁寧ではあるんですけど「そこを気にするの?」みたいな細かいところを気にしてしまったり。マイペースなのかもしれません。自分のなかで決めたやり方が上手くいかないとできなかったりするので、もっと柔軟にやれたらいいなと感じています。
——趣味を教えていただけますか?
パソコンを使うのが好きなので、自分でCAD設計したケースとか小物なんかを、自宅の3Dプリンタで作ったりしています。とはいってもすごく簡単なものですけれど。
——今後の目標をお聞かせください。
今はお客様と話してコミュニケーションを取る部分が自分に足りていないと感じています。これからもっとできるようになりたいです。またこれから後輩も入ってくるかもしれないので、それまでには修理もひととおり覚えて、人に教えられるレベルにいきたいです。